Times Technologies、携帯向け動画共有サービスStickamMobileβ版を開設
2006/10/11 11:01 | Venture Now編集部
株式会社E-Times Technologies（以下ETT、本社：東京都港区、代表：中尾明一郎）は10月６日、同社が全面的に開発を行った携帯向け動画サービス「Stickam Mobile」β版のリリースした。
Stickam Mobileβ版は、ライブストリーミングのチャット／動画／写真／音楽ファイル共有等が可能なSNS「Stickam JAPAN!」のサービスを携帯向けに簡略化し、動画閲覧／タグ検索／コメント／評価などの機能に絞ったサービス。今月３日より提供を開始していた。
「Stickam JAPAN!」は、Advanced Video Communications, Inc.（本社：米国ロサンゼルス、代表：岸岡秀樹）が展開する「Stickam.com（米国版）」の日本版のサービスで、日本国内のサポート／プロモーションについてはETTが執り行っている。Stickam Mobileβ版の対応キャリアは、NTTドコモ／au／SoftBankとしているが、「ここ半年以内に発売されたモデルであれば、確実に動画閲覧も含めたサービスを利用できるが、それ以前の機種についてはこれから随時対応の予定」（同社）としている。
β版ではあるが「Stickam JAPAN!」「Stickam.com」にアップロードされている約３万の動画を閲覧可能。携帯から動画ファイルをアップロードするには、投稿専用のメールアドレスへ動画ファイルを添付しメール送信する。携帯から一度にアップロードできる動画ファイルの上限は特に設けておらず、ファイルサイズは各携帯機種の仕様に拠る。PC版／携帯版ともに、会員１人当たり15MBまで保存でき相互閲覧も可能。
テレビ電話を利用した携帯LIVEサービスについては「もちろん将来的には、取組みたいサービスの１つであるが、開始時期／予定については未定」（同社）と述べた。また、今後の展開については、「まずは早期に、日本国内でのStickam Mobile正式版をリリースしたい。その後、USへの携帯サービス展開へノウハウを活用させる方向で動いています。年内に10万人の登録会員獲得という目標はそのままに、11月からプロモーション活動を大きく展開する予定」（同社）。
ETTは2004年４月設立、資本金8,000万円、社員数35人（2006年10月10日現在）。ビデオコミュニケーションシステムを活用した多角的なソリューション企画／提案／コンサルティング事業を展開。2005年12月期売上高：約５億円、同経常利益：4,800万円。2006年９月22日にサービスを開始したStickam JAPAN!のデータについては、「10月10日現在の会員登録数は約3,500人、１日あたりのページビューは約15,000PV。ただし、サイト上でメンバー検索を行うと、サーバーへの負荷軽減のためリミットをかけているので、300人未満の数字を表示している」（同社）。
Stickam Mobileβ版
http://www.stickam.jp/cellular/video.do
Stickam JAPAN!
http://www.stickam.jp
Stickam.com
http://www.stickam.com/
Advanced Video Communications, Inc.
http://www.stickam.com/about/company.do
株式会社E-Times Technologies
http://www.etimestech.jp/
